コリドラスの混泳相性

有名サイトなどでコリドラスの混泳相性について調べると「上層・中層を泳ぐ温和な魚とであれば混泳可能」と書かれていることがほとんど。
しかしコリドラス用の沈下性の餌(コリタブ)をあげている場合、上記の魚に横取りされたりします。
今回は実際に飼育してみて相性の良かった熱帯魚と、給餌方法についてお話しします。
混泳を試した熱帯魚リスト
- カージナルテトラ
- ヤマトヌマエビ
- ラスボラエスペイ
- オトシンクルス
- ラミレジィ(チャレンジ枠)
結論、コリドラスと相性のいい混泳魚は「ラスボラエスペイ」です。
理由は「喧嘩しない」「餌を取り合わない」からです。
※合わなかった熱帯魚は別水槽へ移動。
コリタブを横取りしないのはラスボラエスペイ

メインで使用していた餌はコリタブです。沈下性の餌でコリドラスのいる低層まで餌が届く仕組みになっています。
しかし、大体の魚は低層まで追っかけてきてコリドラスの餌を突っつきます。これによりコリドラスへの給餌が難しくなることも。
しかしラスボラエスペイはコリタブの近くまでは来るものの、直接地面にある餌を突っついたりしません。これによりコリドラスがしっかりコリタブを食べることができるようになります。
カージナルテトラは大食漢
カージナルテトラはコリタブを突きまくります。そして餌がなくなるまで食べ続けます。
食べてる最中に突然大きく動いたりしてそれに驚いたコリドラスは餌から離れてしまいます。
コリタブの給餌に関してはかなり相性が悪いと感じました。
ヤマトヌマエビ

ヤマトヌマエビはコリタブをごっそり持ち逃げします。
そして大量のフンをします。
オトシンクルス
コリドラスと一緒になってコリタブを食べます。
特に邪魔をしてる感じもなく相性は良いかと思います。
ラミレジィ
普段は特に干渉してませんでしたが、餌の時間は餌の取り合いが発生します。
コリドラスを突こうとするシーンが何度か見受けられたので混泳は諦めました。
ラミレジィに関しては個体差もあるようですが、シクリッドの仲間なので多少気が荒いのは仕方がないかと思います。
コリタブの横取り対策
コリタブを割って投入する
コリタブを割って投入します。そうすることで
- ヤマトが持ち逃げするコリタブを少ない量で抑える
- 魚が一点に集まらないように分散する
ことができますので普通に入れるよりはコリドラスに行き渡る量が多くなります。
夜間に給餌する
カージナルテトラは真っ暗な状態では餌を探せないという記事を見たので試してみました。
ライト点灯時により反応が弱い気はします。
しかし真っ暗な状態での給餌は、コリドラスのもふもふが見れないという最大の欠点があります。
餌をアカムシに変える
コリタブ以外にも、もぐもぐバスケットに冷凍アカムシを入れて給餌する方法があります。
コリドラスもしっかり餌を食べることができ、ついでに他の魚にも給餌ができて良きです。
コリタブに比べてやや値段は高いですが、タンパク質も豊富でコリドラスを立派に育てることにも一役買います。
▼もぐもぐバスケット
コリタブより水を汚しやすかったりするので、食べ残しや餌のやり過ぎ、水替えには注意が必要です。
混泳魚を見直す
コリドラスに十分に餌を供給できないのであれば混泳魚を見直すのも1つの手でしょう。
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